ボトックス注射
ボトックス注射がわきがにどんな効果があるのかというと言うと、ボトックス注射をすると、汗腺の分泌を促進させるアセチルコリンというものを抑えてくれます。その結果として汗が減るため、わきが臭も消えるという治療です。これには、保険適用される病院はもちろんあります。実際に費用はどれぐらいかかるのか、解説も行っていきますね。


ボトックス注射とは?


ボトックスというのは、神経毒を精製して作られたものです。この神経毒は、食中毒の原因菌のボツリヌス菌が、作り出すA型ボツリヌス毒素というものなんですが。このA型ボツリヌス毒素には末梢神経を麻揮させる働きがあるんですね。

その麻痺させる働きをワキガ、多汗症やもちろん、以前から、眼科や神経内科の領域などでの治療、ふくらはぎ痩せ、小顔にするなど美容にも用いられています。ボトックスには、筋肉の収縮を起こす神経伝達物質アセチルコリンの分泌をおさえるため、注射した範囲には一過性の筋肉麻痺が起きます。末梢神経には再生能力があるので、一定期間が過ぎれば麻蝉は回復します。

1回の治療時間は5分程度です。極細の注射針を使用するので傷は残らず、日常生活にはほとんど制限がありません。

わきがへの効果とは?


このボトックスの働きをワキガ・多汗症治療に応用すると、ボトックスをわきにあるエクリン汗腺に注射します。そうすると、汗腺の働きが抑制され、汗の分泌を抑えるため、臭いを軽くなるんですね。ですが、汗腺を取り除くわけではないので、効果が永遠に続くというわけではありません。おおよそ、施術してから半年〜1年ぐらいと言われています。効果は個人差が当然あります。効果の早い人だと、注射の翌日から効き始め、一般的には3~4日ぐらいで効果が現れはじめます。

副作用はないの?


ボトックス注射の副作用で、倦怠感や、頭痛、筋肉が萎縮するといった事を思う方が多いのですが、ボトックスだけのデータとしては実は関係ないものが多かったりします。医師の経験不足などによる副作用などが起こる可能性はありますので、わきが治療の専門医に任せるのが一番ですね。


保険適用については


ボトックス注射の保険適用の範囲として眼瞼痙攣・片側顔面痙攣・痙性斜頸・上肢痙縮・下肢痙縮・重度の原発性腋窩多汗症となっています。ここで、わきが治療に関係する部分は、重度の原発性腋窩多汗症と診断された場合なんですね。ですので、通常ですと、重度の原発性腋窩多汗症かどうか、診断をうけて、重度と判断された場合、ボトックス注射という流れになります。