運動不足
ネット上で運動不足が原因でワキガ臭が強くなってしまう!という話がありますが、基本的に「ワキガ臭」と「体臭」は別のため、運動不足でワキガ臭が強くなってしまう、という事は考えにくいです。いわゆる汗臭さや体臭の場合は、臭いが強くなる可能性はあります。しかし、ワキガの臭いとは、まったく別物なんですね。詳しく解説を行っていきます。

運動不足と臭いの関係性


実は昔の人と比べて、現代の人の汗の臭いが強くなってきていると言われています。その原因となるのが、慢性的な運動不足なのです。運動不足や、また冷暖房などの普及によって、汗をかく機会が減ってきて、その結果汗腺が退化してきているんですね。

汗腺が退化していくと、どうなってしまうのかというと、汗に含まれている様々な分泌の成分が濃くなっていきます。汗腺が退化してしまうと汗が濃くなるという事です。

すると、ニオイ成分の元となる汗の中の塩分や乳酸、アンモニアなどが増加して、汗が臭くす。

こうした現代人特有の臭いの問題から、自分はワキガなんじゃないか、と不安にかられてしまって、ワキガと思い込んでしまう人も少なくありません。そして、汗をかく事に対して恐れるようになり、さらに汗の臭いが強くなってしまう可能性があります。

ワキガや多汗症は健康に関わる事ではないため、一般的な病気扱いをされることはありません。今の日本人は無臭を好むため、少しでも体臭がある、という事にたいして敏感になります。そして、汗の臭いをワキガと錯覚をおこしてしまいます。


臭いというのはデリケートな問題のため、なかなか正しい情報が伝わりにくいというのが現状なんですね。


運動不足はダイエット臭も関係あり?


また、運動不足の状態でダイエットを行うと、体臭が強くなってしまうというケースもあります。そもそもダイエットの基本は運動で代謝をアップしていくのが基本です。食事だけを極端に制限してやせたとしても、それは体の筋肉や水分が落ちて体重が減っただけなんですね。

それにいずれ「どうしてもこれ以上やせられない」という壁に当たります。この停滞は、摂取カロリーの減少によるエネルギー不足に体が対応して基礎代謝を低下させるのが原因です。一種の自衛作用なのです。さらに、運動していないために筋肉での熱産生が低下して、代謝の速度が遅くなることも基礎代謝の低下に拍車をかけ、脂肪の燃焼効率が抑えられます。

このような「基礎代謝の低下=やせにくい体質」になってしまったことが、ダイエット臭の原因となるのです。

ダイエット臭は、このような飢餓状態で基礎代謝が落ち、体が何とかエネルギーを生み出そうと不完全燃焼をしている過程で生じる「副産物」ともいえるでしょう。