汗に色
汗に色の原因、ただの汗ばみではないかも?

汗は本来色のない透明なものです。しかし、その汗に色の原因があるから洋服に汗ジミが出る場合黄色いシミがなどというのでしょう。このような症状を「色汗症」といい、原因は様々ですが大きく二つに分けられます。

その一つは体内的な理由によるもの。薬物治療などでヨード両方を行っている人は紅色の汗が、銅や銅塩などを扱って仕事をする人は緑色の汗が出ます。これは原因が体内にあるので、分泌されるときにはすでに汗に色がついています。

そして透明で分泌され、酸化による変化で色がつくものは黄色や黒っぽい色をしています。汗の中に含まれている物質による原因で化学変化を起こして色がつきます。

ワキガだと脇に白い汗?


ワキガの臭いの原因は、脇の下にある「アポクリン汗腺」が出す白い汗です。アポクリン汗腺は誰でも体にありますが、ワキガの人はアポクリン汗腺が多くあるため、これが脇の皮膚に潜む雑菌と混ざり分解することで臭いを発します。アポクリン汗腺は臭いを作り出す組織で脇の下にびっしりと存在していることで脇から異臭が強く発せられやすくなっています。


背中や首の汗に色があるのは病気?


腋臭体質だと汗の黄ばみはあります。中でも脇の下、首の後、背中や腕、肩などに汗が出やすく、その汗が衣服につきやすい部位です。アポクリン汗腺から出る汗には脂質や脂肪酸、たんぱく質などの成分と一緒にリポフチンという色素成分も分泌されています。リポフチンが衣服について黄ばみがありますが、薄い黄色から茶褐色以外の色があります。

背中や首の汗は多汗症という症状かワキガかも。自己判断をせずに病院で診断してもらうと良いでしょう。

手汗がひどいのは多汗症?


多汗症は手のひら、足の裏、脇に大量の発汗がみられる症状です。ただの汗かきと思われて病気と認識していない患者が多いと言われます。中でも原発性局所多汗症は幼少期や思春期頃に発症して、精神的緊張によって手汗がひどくなるもの。手足は絶えず湿っているものの、指先は冷たいなどの症状が見られます。汗がひどいと感じるならば、まずは皮膚科で診察してもらう方が良さそうです。