手の平
人間は誰でも緊張すれば手汗をかいて、掌が汗ばんできます。これは、自然な生理現象です。しかし、「手に持っていたハンカチが、絞れるほど汗を吸ってしまった」「ものをさわると、くっきりと指や手のあとがついてしまう」というような、手のひらや足の裏に異常な量の汗をかいてしまう場合は、手汗を止める方法を、チェックしてみて下さい。

手汗を今すぐ止めるならクリーム


一番簡単な方法を手汗を止めるクリームを使う事です。サラフェ等は、ベタつくことなく、サラサラと伸びのあるクリームで手汗がひどくて悩んでいる方には、おすすめ出来るクリームです!

温かいお茶にふれる


夏の暑い時期などは、冷たいものを飲みたくなってしまいます。しかし、冷たいものを飲むと、一気に汗を吹き出しやすくなるため、手汗を抑えたい方は、熱いお茶などを飲むようにして下さい。飲む時のポイントは、最初に湯のみを手で触って温度を感じる。こうすると、熱い温度に体が慣れてきて、そしてゆっくりお茶を飲んで、全身を温めるのがポイントです。手汗を止めるだけでなく、全身の汗もかきにくくなります。

漢方薬


手汗をとめる漢方薬としては、
・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) 高血圧やパニック障害、不眠症や多汗症の改善に、
・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)自律神経を整えるために
・竜胆潟肝湯(りゅうたんしゃかんとう) 手掌・足掌に汗をかく場合に
これらが処方されるケースがありますね。手汗は、緊張、上がり症、赤面といった精神的な部分からひどくなる事が多いため、発汗をおさえるために精神面を安定させるものが中心となっています。

ボトックス注射


美容外来などにいけば、ボトックス注射(BTX)と呼ばれる注射で、手汗を止める事も出来ます。これは、ボツリヌス菌を無毒にした製剤を注射します。そうすると、汗腺に汗の分泌をうながす物質を一時的にブロックして、汗がでなくなるようになります。

手術


手汗を止める手術は、内視鏡を使った手術があります。簡単に説明すると、脇の下の皮膚に小さい傷をいれて、そこからカメラのついた小さな管をいれて、背骨近くの交感神経の束を切断する、というものです。ただし、これには副作用がある場合があり、手汗は止まっても、かわりに顔汗がひどくなる、というケースも。

手汗がひどくなってしまう原因とは


手汗がひどくなる原因は、女性の場合でしたらホルモンバランスなどの影響もありますが、大きくわけると、ストレス(緊張、あがり症、赤面症、対人恐怖症等)などと、自律神経の乱れ(睡眠不足、運動不足)が原因です。

考えられる病気は?


手汗がひどいだけですと、手掌多汗症が考えられますし、年齢的なものや一時的な事で、自然と治っていく事もあります。しかし、それ以外にも汗にまつわる病気ですと、パセドー病や、糖尿病、褐色細胞腫、腎臓関係で何か悪くなっている可能性もあるため、手汗以外にも、寝汗が酷かったり、体の右半身や左半身だけ汗をかく、といった、おかしな汗のかきかたをしていたら、注意が必要です。